英語学習


英語は言語、私たちが日本語を身につけたのと同様に、毎日発話し、アウトプットすることで上達します。
単語や文法の理解を基礎としながら、自ら英語で発信することを通して、
「できた」という感覚を抱ける授業を展開します。

また、他者とのコミュニケーションの機会を多く持つことにより、
実践的な英語力の向上のみならず、 ともに学び合う姿勢も育んでいます。


iPadを活用した英会話練習

英語4技能の中で、多くの生徒がスピーキングに苦手意識を持っています。しかし、スピーキングの上達には、英語を多く発声することが欠かせません。本校では、生徒全員が持っているiPadに英語教育用のアプリをインストールしており、録音した自らの発音を確認するなど、苦手克服に取り組んでいます。


ネイティブ教員とのティームティーチング

ALT(Assistant Language Teacher)と日本人教員が一緒に授業を行うティームティーチングを取り入れています。使用教材は英語で流暢にコミュニケーションがとれるようになることを目指す、オールイングリッシュのテキストです。ドキュメンタリー映像など生のリソースを使用した興味深いトピックに基づいて生きた英語を習得します。英語でのコミュニケーショ ンを主体とした「英語で考え」、「英語で発表する」授業を通じて、5技能(Listening, Reading, Spoken Interaction, Spoken Production, Writing)を伸ばします。


Tokyo Global Gateway 研修

年3回、希望者を対象にTOKYO GLOBAL GATEWAY(英語体験型学習施設)研修を実施しています。日常生活の様々なシチュエーションを想定したアクティビティや、英語を使ったグループワークに参加します。オールイングリッシュの環境で、日本に居ながらにして、リアルな海外生活を体験することができます。

ファーストフード店で希望の食べ物や飲み物を注文します

トラベルエージェンシーで旅行プランを決めていきます

リサーチラボでは、発表に向けて準備をした後、プレゼンテーションルームで発表を行います


Global Studies Program(GSP)

2022年3月24日から26日までの3日間、希望者を対象に、東洋高校で初めての試みとなるGSPを開催しました。
GSPとは、「多様な国の外国人学生と共に、解の無い問題を英語で『探究する』3日間」と題し、多様な個性や価値観に触れながら、自分自身の成長・可能性を実感するプログラムです。生徒たちは5人ずつのグループに分かれ、各グループには日本の大学に留学している外国人学生がグループリーダーとして入り、英語で生徒たちとやりとりをし、議論や発表を行います。キーフレーズは、「Mistakes are okey!」です。グループリーダーたちは、生徒たちに間違いを恐れずどんどん英語で自分の考えを話すよう促します。
中心となったテーマは、「My identity・Leadership・Diversity」についてです。生徒たちはグループリーダーの力を借りながら、こうしたテーマに向き合い、英語でのやり取りを通じて学びを深めていきました。そして、自分で出した「答え」を、プレゼンテーションや劇形式で発表しました。2023年度は夏に当プログラムを実施する予定です。


外部検定試験対策

単語帳からライティングに至るまで、普段の英語の授業から英語検定試験対策を行っています。希望者には英検二次試験対策として、外国語科の教員とマンツーマンの事前指導を実施しており、準1級合格者も増えてきています。
生徒の意識の高まりから、年々受検者数は伸びており、日本英語検定協会から「優秀団体賞」を授与されました。また、GTEC(スコア型英語4技能検定)を1年生と2年生の全員が毎年12月に受検します。そのGTECにおいて、運営している(株)ベネッセコーポレーションより、「奨励賞」が授与されました。この賞は、前年度のGTEC受検結果からスコアが一定以上伸びた学校(受検集団単位で算出)に対して贈られるものです。
これらの外部検定試験対策の結果として、多くの生徒が大学入試において外部検定利用試験で受験をしています(昨年度は学年生徒のうちの約4割が大学入学試験において外部検定を利用しました)。今後も生徒の選択肢が広がる取り組みをしていきます。


留学プログラム


異なる文化圏で生活し、文化の多様性、世界の広さを実感する──
世界には様々な「考えるヒント」が散らばっています。

高校時代の留学経験は、「世界」について考えるだけでなく、
「自分自身」を見つめ直す大きなきっかけにもなります。

インターネットやヴァーチャルでは味わえない貴重な経験の舞台を、
東洋高校ではニュージーランド・カナダ・オーストラリア・アイルランドに用意しました。



ニュージーランド留学プログラム

長期留学(1年間)・ターム留学(3ヶ月間)

●多様な人種の現地生徒とともに学ぶ

Aotea Collegeでは、留学生向け英語研修に加え、一般科目(数学や理科など)を現地生徒と共に履修します。全校生徒1,000名に対し、各国からの留学生はわずか20名前後です。また、Paraparaumu Collegeは2015年にウェリントンの共学校の中で一番の成績を収めるなど、意欲的な学習者が多くいます。現地生徒はヨーロッパ系を中心にマオリ系、アジア系とさまざまなバックグラウンドを持ち、多様な人々が集うニュージーランドならではの生活を体験できます。


カナダ留学プログラム

長期留学(1年間)

●バンクーバー郊外の公立学校で学ぶ

ブリティッシュコロンビア州ビクトリアにて、カナダ人の一般家庭にホームステイしながら地元の公立高校に通学します。この学校区には7つの学校がありますが、英語力や面談を通して通う学校が決まります。どの学校とも、安心して通学できるサポート体制を構築しています。

アイルランド留学プログラム

長期留学(1年間)

●300年の歴史と高い進学率を誇る私立校で学ぶ

アイルランドは世界で最もフレンドリーな国に選ばれたこともある国で、その第2の都市コークにあるMidleton Collegeに1年間留学します。平日は寮滞在、週末にはホームステイという両方の滞在方法を経験することができます。自然豊かな環境で、歴史と文化を学ぶことができます。


オーストラリア留学プログラム

長期留学(1年間)・ターム留学(3ヶ月間)

●名門私立高で学ぶ

クイーンズランド州にあるSt. Luke’s Anglican Schoolは、本校の姉妹校であり、質の高い授業で有名です。これまでに最も多くの東洋生を受け入れています。同じくクイーンズランド州にあるThe Rockhampton Grammar Schoolは、オーストラリアで最も長い歴史を持つ、国内トップレベルの名門校です。各国の留学生との寮生活を経験できます。

3ヶ月プログラム

[7月中旬~9月中旬]

  • St. Luke’s Anglican School、またはThe Rockhampton Grammar Schoolで1タームのプログラム

  • ホームステイで現地の家族とコミュニケーション

  • 学校行事や部活動などにも参加

1年プログラム

[1月~12月]

  • クイーンズランド州内にある名門公立高校で1年間の本格的な留学プログラム

  • ホームステイで現地の家族とコミュニケーション

  • 学校行事や部活動などにも参加

  • 休暇期間もさまざまなアクティブ体験


海外大学への進学サポート


オーストラリア・ニュージーランド大学奨学金制度

東洋高校では、オーストラリアのメルボルン大学、クイーンズランド大学、ニューサウスウェールズ大学(いずれもGroup of Eight:オーストラリア国内のトップ8大学)と、ニュージーランドのオタゴ大学、ヴィクトリア大学ウェリントン、リンカーン大学に、所定の条件を満たすことで奨学金を得て進学することができます。

海外大学推薦制度

東洋高校は、以下の2つの推薦制度に加盟しています。どちらも国内大学と併願をしながら、海外大学への進学をスムーズに行うことができます。日本の大学も、海外の大学も、現役合格にこだわりたい生徒のためのグローバルな進路指導を本校では行っています。


●アイエスエイグローバル進学指定校推薦制度

イギリス・アメリカ・カナダ・マレーシア・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランドにある81大学を対象に、奨学金保証進学と合格保証進学の2つの制度をもった指定校推薦制度です。


●海外協定大学推薦制度(UPAA)

イギリスとアメリカにある20の大学へ、共通の入学願書と本校からの推薦で入学できる制度です。