校長贅言80 第104回全国高等学校野球選手権大会・東東京大会
7月10日(日)、明治大学府中グラウンドにおいて、本校野球部は広尾学園高等学校と対戦しました。
開始は予定より少し遅れて12時48分、東洋高校の攻撃から始まりました。
1回表、広尾学園のピッチャーはなかなかコントロールが定まらず、四球により続けて出塁したのち捕球ミスにより走者・3塁へ。次の打者が内野ゴロで捉えられるも、捕球ミスで3塁走者が生還、続けてデッドボールにより再び満塁となります。柳澤君の内野安打で2走者が生還するなど1回だけで6点を得ました。
1回裏の守備では、ミスがあったものの、ピッチャー柳澤君の好投のもと、1点に抑えました。
2回は表・裏とも凡ミス等の連続でお互いに得点はなし。3回表の攻撃では、外野への連続フライでたちまち2アウトとなるも、岡君がピッチャー返しで出塁すると田村君が球を外野まで飛ばしてランニングホームラン、3点追加となりました。裏の広尾学園の攻撃では2本のヒットが出ましたが、東洋ペースで守備を固め1点に抑えました。
4回を迎えると広尾学園はピッチャーを代えてきました。しかし、手塚君のセンター返しのランニングホームランなどで2点を追加。4回裏から東洋はピッチャーが角田君に代わったのをはじめ他のポジションも代わりました。守備に就く前にベンチ前では、柏倉君の「おれたちのベストのプレーをするから!」という檄が飛びます。この檄が効いたのか、ヒットが連続し6点を得ました。この結果、17対2、5回コールドとなりました。
振り返れば、現3年生の選手たちはコロナ禍のため入学式もなく、1年次の4月・5月の学校生活はなく、学校再開後も満足な練習はできませんでした。もともと本校は活動環境がよいとは言えず、グラウンドも遠く、他校に比べていくつもハンディキャップを負っています。そんな中で腐ることなく支え合って活動に励んできたメンバーにとって、今日の結果は何よりのものであったと思います。初戦勝利、おめでとうございます。これまで、そして当日もサポートしてくださったご家族の皆様、ありがとうございました。(7月11日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東 洋 6 0 3 2 6 17
広尾学園 1 0 1 0 0 2
※男子バレーボール部・インターハイへ、ソングリーダー部・全国大会へ、出場決定を受けて応援のために校舎白山通り側に横断幕を掲出しました。がんばってください。(7月9日)