「TOKYO GLOBAL GATEWAY体験記 −英語での実践的コミュニケーションを体験−」
3月17日(水),暖かい春の陽気の中,学年末試験を終えて次年度を迎えるまでの期間に1・2年生生徒51名が,江東区お台場にあるTOKYO GLOBAL GATEWAYで体験型の英語学習プログラムに参加してきました。
13時に現地集合し,まずは集合写真を撮影しました。その後7グループに分かれてインストラクターの指導の下英語でグループ内で自己紹介。どの生徒も既習の表現を上手く活用して表現していました。外交的なインストラクターの方々の表情に安心したのか,生徒からは笑顔と笑い声が溢れていました。
緊張がほぐれた頃に,3階にある広く明るい開放的な講義室を模倣した場所で,テーマである「SDGs 地球の17の目標を考えよう」という活動が始まります。各グループでディスカッションを重ね,これからの地球について考えることが目標です。SDGsに関しては,東洋フィルムコンテスト(通称TFC)を通して,各クラスで理解を深め,映像を制作してきた経緯もあり,生徒自身が自分事として考え,意見交換をし,発表する良い機会になりました。
その後は各インストラクターに応じてコースが分かれます。各場面に応じて,生徒はカードを受け取り,そこに書かれた課題を達成していきます。生徒は実際にネイティブスピーカーとのやり取りが必須となっており,その場面に応じた適切な英語を考えて話さなくてはなりません。今回は「エアポートゾーン」と「トラベルゾーン」に分かれて実施しました。例えば「機内食を注文する」や「薬局で必要な物を購入する」,「旅行会社で追加の旅行計画を練る」など,実際の場面と比較しても遜色ない環境で実践的な英語でのコミュニケーションの場を持つことができました。
開始から英語漬けの4時間はあっという間に過ぎ去りましたが,生徒からは「自分の英語が通じたときは本当に嬉しかった」,「英語でのコミュニケーションは楽しい。実際に海外で生活してみたい!」と言った声が聞こえてきました。「知識と理解だけで終わらせず,実際に自分の言葉として英語を使ってみること。」これが英語でコミュニケーションをする際に大切であることに,一人ひとりが気づく有意義な時間になりました。