校長贅言69 第2学年 球技大会&宝探し
※第2学年では、実施できなかった修学旅行の代わりに、何か区切りとなるイベントを行いたい、ということで学年球技大会と「宝探し」を行いました。
3月8日(月)から11日(木)まで、第2学年は校内球技大会を実施しました。8日は学年全体で練習、9日からはコース別に、ソフトバレーボールを使った男女混合バレー、男女別のフットサルおよびドッチボールの3種目にわたってクラス対抗戦を行いました。ソフトバレーは6人制で、各チームに最低2名は異性を入れることという条件があります。試合を見ていると男子が多いチームが必ずしも有利というわけではないようで、メンバーの力量がそろっている方が勝つケースが多いようです。みんな本気なんですが、技が決まってもミスをしても笑顔であるところが素敵です。ピロティで行われたフットサルも真剣勝負で、ふとした瞬間にゴールが決まるところに緊張感がありました。こちらはバレーのような和気あいあいとしたところは感じられません。ドッチボールは大人数であるだけににぎやかに展開されましたが、男子の試合より女子の試合のほうに迫力を感じたのは私の偏見だったのでしょうか。
心配した怪我も捻挫程度のことで済んだようで、前週に行われた学年末試験で溜まったストレスを発散できたようです。皆さん、お疲れ様でした。
3月12日(金)にはお台場を会場にして、タカラッシュという会社のスタッフのサポートを受けて、宝探し(正式には「トレジャーロワイヤル」というゲーム)を実施しました。当日は、学校で午前中にルール説明を受けて昼食を摂ったのち、コースごとに東京テレポート駅、テレコムセンター駅、台場駅に集合して、裏に50のヒントが載っている「宝の地図」を渡されて1時30分に探索開始。宝を得るには謎を解いてある場所へ行くと宝箱があってキーワードを得られる「宝箱問題」、移動せずに宝の地図紙面の問題を解くことでキーワードを得られる「紙面問題」、指定された場所でスタッフから与えられたミッションをこなすと得られる「アクティビティー問題」の3種類があります。当日、指定されたエリアは1・2㎞×0・8㎞の範囲。知力と体力とチームワークが試されるイベントです。
当日は昼過ぎから雨という天気予報でしたが、降られることなく暖かな陽気の中、自由の女神やフジテレビの社屋、等身大ガンダムを横目に見ながら各チーム(1チームは6名ほど)とも宝探しに精を出します。紙面問題を解いているのか、ベンチに座って考え込んでいるチームもあり、ひたすら歩き回るチームもあり、様々です。セントラル広場にはスタッフに方が待機しており、アクティビティー問題に対応しています。問題は、片足で〇秒以上立つ、とか、身振りである名称を言い当てる、などの内容で、うまくいってポイントをゲットできたチームからは歓声が上がります。
4時には探索を終了してそれぞれの場所に再集合。楽しかったねと言い合う男子チームもあれば、とにかく疲れましたという女子生徒もいました。誰が宝を一番多く手に入れたのか、結果が楽しみです。