校長贅言52 セントルークス・アングリカンスクール、来校

[校長贅言]

 12月12日(木)、オーストラリア・クイーンズランド州にある姉妹校、セントルークス・アングリカンスクールの先生4名、生徒23名が本校を訪問してくれました。

 同校とは2017年3月8日に姉妹校提携して、それ以来毎年60日余りのターム留学生を受け入れてもらっています。

 今回、一行は広島、京都、大阪を巡った後に本校に来てくれました。出迎えたのは、ターム留学でお世話になった生徒と英語部部員です。留学に行った生徒は旧友と再会し感激していました。

 柔道場で本校生徒たちから歓迎の挨拶を受けた後、2班に分かれて生徒の誘導で校内見学ツアーです。セントルークス・アングリカンスクールは農地と住宅街に囲まれた広大な敷地を持つ学校なので、ビル型の校舎には驚いたことでしょう。放課後の時間帯だったので授業はなく、各クラブも活動前の準備をしていました。

 その後、教室に集まり、まずは日本の遊びの紹介です。グループを作ってそれぞれお手玉やだるま落とし、紙相撲や福笑い、独楽回し、けん玉などに挑戦します。本校生徒にそれぞれの遊び方の説明を受けると、積極的に遊び始めましたが、かなり熱くなるセントルークスの生徒もいました。続いて、全体を6つのグループに分けて、グループ対抗戦のゲームです。この場は本校のアリソン先生、ベン先生が仕切ります。ゲームの内容は、英単語を書いたカードがあり、それを見たメンバーの一人がその言葉や禁句を使わずに、仲間からその言葉を引き出す、というものです。たとえば「Rain」というカードには禁句として「weather」とか「wet」といった言葉が載っています。このゲームはかなり盛り上がりました。国籍に関わりなく机の上を、説明の言葉や答えの語が飛び交います。

 こうして短い時間ではありましたが、赤道を越えた学校同士の交流ができました。彼らが帰るときは、お互いに名残惜しくて、いつまでも手を振っていました。

                                      (12月13日)

歓迎の挨拶は英語部部長・源田さん

セントルークスからも生徒代表の挨拶

校内見学の際、たまたま屋上で活動中のラクロス部員と記念撮影

華麗なお手玉の腕を披露する、留学担当のマシュー・マッケンジーMatthew McKenzie先生

白熱するだるま落とし

盛り上がる紙ずもう

アリソン先生、ベン先生のコーディネートのもと「名前あてクイズ」が始まります。

ルールがわかると、あちこちで声が上がります。

英語の名前あてですが、本校生徒もがんばりました。

ゲームが終わって、セントルークス代表生徒から感謝の言葉。左は校長のクレイグ・メリットCraig Merritt先生。

最後にエントランスで、全員そろっての記念撮影。