校長贅言40 運動部夏合宿
8月2日(金)、合宿中のクラブの様子を見学してきました。吹奏楽部や軽音楽部、ソングリーダー部や女子バスケットボール部などすでに合宿を終えたクラブもありますが、8月前半に合宿を行うクラブは数多くあります(男子バレーボール部は夏休み中に6回の合宿があります)。
本校は、校舎が駅前の立地ということもあり体育施設にめぐまれているとは言えません。夏休み中、講習の合間を縫って、特に運動部が東京を離れてふだんはできないような活動を行います。
今回、訪れたのは山中湖で合宿を行っているテニス部、剣道部、河口湖近くで合宿を実施しているバドミントン部です。
テニス部は、部員が50名近くいるのにテニスコートは校舎屋上に1面しかないので、平日でも江戸川区や足立区の公営テニスコートで練習することが多いのですが、この合宿では3箇所にあるコート貸し切りで、思う存分身体を動かしていました。山梨県とはいえ日中はやはり30度を越える気温。救いは時折吹く爽やかな風です。
剣道部の今年の夏合宿への参加者は1年生男女が各1名。だからというわけではありませんが、東京立正高校剣道部員9名と合同合宿で、これは例年のならいです。ふだんと違うメンバーと竹刀を交えることも大きな刺激になりそうです。剣道部はこの後、8月4日午後から河口湖畔に移動して山梨錬成会との合同合宿です。8日間に及ぶ合宿は技術的にも精神的にも大きな成長をもたらしてくれるでしょう。
バドミントン部はテニス部と同様、50名近い部員が参加しての合宿です。私が体育館を訪れたときは初日の午後だったのでウォーミングアップの真っ最中でした。樹海に囲まれた体育館内の活動とはいっても部員は皆、上気した顔で汗をしたたらせていました。この合宿には、今年卒業した元部長の石井さんが助っ人として参加してくれていました。アップの後はラケットを握っての形の練習。体育館内の熱気がさらに密度を高めていきます。部としてのこの合宿の目標は「公式戦四回戦進出」ですが、その目標に到達できるようエールを送ってきました。(8月3日記)
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色濃い緑に囲まれたコートでの練習は、ふだんとは違う雰囲気でした。
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気温は東京とさほど変わりませんが、空気が乾燥しています。
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ふだんと異なるメンバーとの稽古にはじめはぎこちなさもあったようですが徐々に慣れてきました。
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東京立正の先生に足運びの要点やいつ「撃つ」気になるかが大切、という説明を受けていました。
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機敏性と足腰の強さを養うためのウォーミングアップの様子。この時点で汗はダラダラです。
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ラケットを使ってのフォームのチェック。見た目と異なり、座り込んでしまう部員がいたほどハードです。