第1学年 歌舞伎鑑賞教室

[ニュース]

    6月4日(火)、第1学年は国立劇場にて歌舞伎鑑賞教室を行いました。事前学習で各自歌舞伎への関心を高めていたこともあり、多くの生徒が楽しみにこの教室を迎えました。なお、事前学習の様子は、本校ホームページ「校長贅言31」を御覧いただければ幸いです。

 

    第1幕「歌舞伎の見方」では、中村虎之助さんの解説のもと、歌舞伎独特の演出や、舞台装置などの工夫を垣間見ることができました。解説の間、60秒間のみスマートフォンで撮影ができるという嬉しいサプライズもあり、生徒は楽しみながら聞き入っていました。

    第2幕では、歌舞伎「神霊矢口渡」を鑑賞しました。江戸時代の物理学者平賀源内、ペンネーム福内鬼外作の演目です。生徒たちは、平賀源内の作品だということを知って驚いたのもつかの間、登場人物お舟の一途で繊細な恋心や、物理学者ならではの表現「琥珀の塵や磁石の針」という台詞などによって劇に引き込まれていきました。

 


 事前学習で歌舞伎に興味を持ち、鑑賞教室で実際に演劇を見、その空間を肌で感じ、日本の伝統である歌舞伎の魅力を再発見することができました。