校長贅言32 公開授業(中学生・保護者対象)

[校長贅言]

6月1日(土)

 

 これまで4月27日(土)、5月11日(土)と本校在籍生徒の保護者を対象に授業を公開してきましたが、本日は中学生とその保護者の方を対象にした公開授業でした。早い方は開始時刻の9時から、ドアが開くのを待っていたかのように入館してきました。

 

 どの授業もできるだけまぢかでご覧いただきたく、教室入口脇には「教室の中で授業をご覧ください」との貼紙をしたのですが、やはり入りづらいらしく廊下から覗き込むように見学している方が大多数でした。

 

 書いていただいたアンケートの回答を拝見すると「一緒に来ている親も聞きいってしまうような授業だった」(3年生・化学)といった過分なものもありました。総じて、授業内容がわかりやすい、生徒が積極的に授業に取り組んでいた、といった声を複数いただきました。授業外では、休み時間に出会う生徒や先生の挨拶がさわやかだった、という感想も数多くいただきました。

 

 中学生とその保護者の方がドアの前に集まっている教室があったので、後ろから覗いてみると、日本のお弁当文化がフランスに渡ってどうなったか、というテキストを用いた英語の授業でした。その導入としてプロジェクターで「Oh!bento」という番組を映していたようです。

 

 今年度、生徒たちも公開授業を2回経験しており、授業中の自分たちを見られることには慣れていて、それでも先生の話には耳を傾け、発表の場では意見を述べていますが、中にひときわ和やかな教室がありました。1年生の保健体育の授業で、単元は「妊娠と出産」でした。

 

 今回の反省点としては、図書館を開けていなかったので「図書館も見学したかった」という声がいくつもあったことでした。次回は11月9日(土)に公開授業を予定しています。今回ご覧いただけなかった方はぜひ日程を調整しておいでください。

先生の授業内容、生徒の様子をよく見ています

興味はあってもやはり教室内には入りづらい……

皆さん、それぞれの教室をじっくり見学していました