校長贅言2-2 二部構成の入学式と、12クラスのオリエンテーション合宿
暖かな日差しの降り注ぐ4月5日(土)、東洋高校体育館で2025(令和7)年度入学式が挙行されました。
例年であれば午前中で終了する入学式ですが、今年度は453名という定員を大きく超えた新入生が入学したために、全ての新入生および保護者が体育館内に一堂に会することができず、午前と午後、2回に分けての実施となりました。
午前中は特進選抜コースの鵜瀞君が、午後は特進コースの堀越君が、新入生を代表して挨拶をしてくれました。鵜瀞君はこれから始まる高校生活への期待と不安、そして高校生としての責任ある行動を心がけるといった誓いを、また堀越君は多くの知識を吸収し、多くの経験を得ることによって自らを成長させたいといった抱負を、それぞれの思いがこもった言葉で宣言してくれました。この入学式には、午前・午後を通して生徒会執行部の皆さんと吹奏楽部の皆さん、写真部の皆さんも新入生のために参加してくれました。
入学式の後は、各クラスに分かれてのホームルームやオリエンテーション合宿の説明などがあり、解散になりました。
その翌週月曜日の健康診断を挟んだ、4月8日(火)からは、富士山の麓にある緑の休暇村でのオリエンテーション合宿が実施されました。初日は学年集会のほかに大縄跳び、二日目には飯盒炊爨やホームルームなど、東洋高校について知ること、友だちと仲良くなることを目的として様々な企画が用意されました。最初は不安ばかりであっただろう生徒たちでしたが、10日(木)にバスを降りる際には、多くの笑顔が見られました。これからクラスごとに、どのようなまとまりを見せてくれるのかが楽しみです。
人数が多いぶんパワーに満ち溢れたこの学年の生徒たちが、高校3年間で様々な経験をし、全員笑顔で卒業してくれることを祈らずにはいられません。