オーストラリアから姉妹校の生徒が来校しました
後期中間試験の3日目、11月28日の午前中に、姉妹校であるセントルークス・アングリカンスクール(St Luke’s Anglican School)よりMatt先生をはじめとした引率教員3名と生徒22名が来校しました。セントルークス・アングリカンスクールは、オーストラリア・クイーンズランド州にある幼稚園から高校までの私立一貫校で、2017年より本校の生徒が数多く留学している学校です。
今回の来日は約2週間の予定で、東京を訪れた後は富士山周辺、京都、奈良、姫路、広島などを訪問し、帰国するということでした。本来であれば東洋生と交流できる時間を設け、日本文化の紹介などをするところなのですが、生憎この日は後期中間試験の3日目。セントルークスの生徒と東洋生とが交流することはできず、全学年が試験に臨んでいる中を、HR教室を除く施設を一回りしただけの訪問となってしまいました。今回の訪問の話をいただいた時に「試験中では、生徒間の交流ができない」ということは予め伝えていたのですが、他の地域への訪問予定などもあり、日程を変更することができなかったようです。
一行は、2階のオリエントホールを振り出しに地下2階の体育館までを見学し、その後13階の屋上へ行き2階まで降りてくるという変則的な動きで、試験中の5~7階の教室階を回避しながら校内を一巡しました。カフェテリアでは食べ物の自動販売機を使ったり、屋上では目の前の東京ドームや遊園地、遠くに見えるスカイツリーなどを見ながら各々が写真を撮ったりと、それぞれの学校の違いを実感していたようです。日差しが暖かい日だったため、屋上でもそれほど寒さを感じませんでしたが、それでもこの季節に半袖で寒さを感じていないオージーに、普段日本で生活している私たちとの違いを感じました。「授業は何時から何時までなのか」といった質問や、「試験科目はどのくらいあるのか」、「全校生徒は何人なのか」というような質問もあり、セントルークスと東洋高校との違いも気になったようでした。
今回訪問してくれた生徒の中で、外国語として日本語を学んでいる生徒は5名しかいなかったようですが、それでもそれぞれの生徒たちが一生懸命日本語で挨拶をしようとしてくれました。
日程の都合上、国際「交流」は叶いませんでしたが、姉妹校の生徒たちに東洋高校を紹介できたことは、彼らにとって1つの経験になったと思います。次は是非、字義通りの「国際交流」をし、晴れて「国際交流」のページに記事を載せたいと考えております。