成蹊大学研究室訪問
今年度も夏休み前の三者面談週間に、探究活動の一環として成蹊大学の研究室訪問に行ってきました。これまでは理工学部だけでしたが、今年度は新たに文学部が加わり参加者も増えました。
このプログラムの目的は、参加生徒が学部からもらった事前課題に取り組み、当日の模擬講義で見識を深め、研究室を訪問して最先端の研究を目の当たりにして、自身の進路探究を深化させることです。
下記は今年度の研究室訪問(模擬講義)内容と生徒の反応です。参加した生徒たちは、それぞれの状況下で新しい観点を見つけられたようです。世界観が広がる楽しさや、進路探究が深化したことを有意義に感じているようでした。成蹊大学の先生方、アドミッションセンターの皆様、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
【研究室訪問(模擬講義)】
●文学部 平野多恵(ヒラノ タエ)教授
事前課題)神社やお寺のおみくじを引き、その内容を読んでおく(おみくじは当日持参)。
模擬講義)おみくじのヒミツ
●理工学部① 竹本雅憲(タケモト マサノリ)准教授
事前課題)自宅の洗濯機について、使いやすい点と使いにくい点を 1つずつ挙げ、その理由を考える。参加者は2チームに分かれて、
それらの様子がわかる写真を撮影し、画像ファイルとともにレポートを事前に提出しました。
模擬講義)人間にとって使いやすい製品をつくるための『人間工学』
●理工学部② 村松大吾(ムラマツ ダイゴ)教授 【人体認証】
【生徒の反応】
●プログラムを経験して良かったこと
・高校と大学の違いがわかった。
・大学の先生の印象が良くなった。
(小難しいことを話す、気難しい人ばかり➡わかりやすい、優しく話してくれる、楽しい)
・自分の意見を述べるという貴重な経験ができた。
・あまり聞きなれない技術が日常生活に関わっていることを知り、他の技術にも興味が広がった。
・研究室のことがよくわかったこと。インターネットではわからないことを知れたこと。
●プログラムを経験して見つかった自分の課題
・資料を見ていた時に、「すごい」と思っていただけだったので、その時にその資料とか、背景について考えられると良かった。
・あまり質問することができなかった。物事を多面的に捉えることができていないのでさまざまな観点を持って生活していきたい。
・課題は特に見つかってないけど、いろんなものに興味を持ってかつ調べるべきだと思った。
●今回のプログラムが、自分の進路探究に役立ったとなぜ思うか。
・資料を見るのも少し面白いと思ったから。
・何に興味があるのか自分自身の理解が深まったと思うから。
・開催されている様々な大学のオープンキャンパスでも経験できないような、貴重な資料の鑑賞や少人数での講義を体験をすることができた
から。
・文学も面白そうだなと思えたから。自分の今の興味分野でないからと安易に選択肢から外さずに、もしかしたら新しい発見や興味が生まれ
るかもしれないから、この夏いろんなオーキャンに行って話を聞いてみようと思います。
・夢への選択肢の幅が広がったから。
・工学系でも、どのような学部に行こうか迷っていたので、人間工学について詳しく学べたのでよかった。