TOKYO GLOBAL GATEWAY (TGG)に参加しました
昨年度に引き続き、2月21日(水)に今年度初めてとなるTOKYO GLOBAL GATEWAY (TGG)のプログラムに参加しました。今回は全6名の参加となりました。
今回のプログラムは「日本にいながら留学体験@TGG」というものです。オーストラリア・クイーンズランド州の現役教員による実践的な授業を通して、生徒たちはオーストラリアに関する様々なトピックについて知識や理解を深め、またディスカッションやグループワークなどにより探究力や協働力を養うことができました。
授業内容は「てこの原理からカンガルーの跳躍の仕組みを考察する」というものです。テーマがアカデミックであり、なおかつ授業はすべて英語で行われるため、最初、生徒たちは戸惑いを見せていました。しかし、日常生活における身近なものから考え、同じグループの人と話し合いを重ねる中で少しずつ理解が深まり、少人数ということもあって次第に議論も活発になりました。特に、てこの原理の構造を理解する場面では、実験器を用いて実際に手や体を動かしながら楽しく学習していた姿が印象的でした。最終的に生徒たちは、身近にあるてこの原理の応用例を踏まえてカンガルーの跳躍の仕組みを理解できたようです。
プログラム終了後、生徒たちは
「知らないなかでも必死に伝えたり、知らないからこそ聞き取れないという経験が海外さながらでした」
「最初は知らない動物の名前や学問的な言葉が飛び交って苦労したが、クイズやペアワークを通してだんだんと理解できるようになったので達成感があった」
「海外に対して食わず嫌いだったが、自分のしてみたいことを閉ざしたくなかったので一歩進めてよかった」
という感想を寄せていました。
今回のプログラムで持ち帰った気づきだけでなく、身につけた英語力や協働力などを、普段の授業だけなく授業外の場面でもぜひ生かしてほしいと思います。