参加生徒は101名、いつもより早起きした生徒たちは眠い目をこすりながらも飛行機へ搭乗し、沖縄へと旅立ちました。沖縄へ生徒と共に降り立つのは5年ぶりです。

心配された雨も到着時には上がっており、最初の訪問地、ひめゆり平和祈念資料館へ向かいます。

戦争に巻き込まれて命を奪われた、あるいは生き延びながらも深く胸に傷を負った自分たちと同年代の若者たちに思いを馳せ、真剣に祈る生徒たちの姿が印象的でした。

糸数壕では過酷な環境で命を落とした多くの人が滞留していた場で静寂や暗闇を体感し、戦争の悲惨さを改めて心に刻んでいるようでした。

平和の礎（いしじ）では刻まれた名前の一つひとつに命の重みを感じ、モニュメントに込められた平和への思いを真摯に受け取っていました。

お腹も空いたころにホテルへ到着し、ビュッフェを楽しんで初日は終了です。