ダン・ケイプナー博士による講演会が実施されました。
東洋祭が終わり、まだまだ祭の余韻の残る10月18日(火)、アメリカ・ユタバレー大学の教授で、生涯教育学部の学部長であるダン・ケイプナー博士が本校を訪れ、本校生徒のために講演をしてくださいました。
今回は、同志社大学で大学連携のミーティングをし、早稲田大学で講演をし、帰国日に東洋高校で講演をするという、博士にとって忙しいスケジュールの中での来日でしたが、「ぜひとも東洋生のために」という申し出をいただき、この講演が実現しました。
当日はオリエントホールに多くの参加希望者が集まり、質疑応答も活発に行われました。
はじめに、本校のOGであり、ダン博士のかつて勤めていたジャクソンビル大学に留学し、現在はフロリダ州にあるパイロットコーポレーション・オブ・アメリカで正社員として働いている新橋映瑠さんのメッセージ動画が流されました。どのような経緯でアメリカ留学を決めたのか、大学ではどのような生活をしていたのかなど、多くのことが語られ、将来留学を考えている東洋生に向けたエールが送られました。
その後、ダン博士からは、どのようにして新橋さんが現在の位置を手にすることができたのか、また、アメリカの大学に留学するのには、世界を舞台に働くのにはどのようなことが必要なのか、という話がありました。
将来、アメリカでスポーツビジネスに携わりたいという男子生徒の質問や、世界を舞台に展開する会社の社長になりたいという女子生徒の質問にも丁寧に答えてくださいました。「夢を実現させるための、日々の、少しずつの努力の必要性」や「好奇心を持ち続けることの大切さ」など、東洋生の将来を見据えたアドバイスを参加者全員に贈ってくださいました。
海外留学や世界での活躍を夢見る生徒たちにとって、有意義な時間になったのではないかと思います。