希望進路・目標に合わせて学べる2つのコース


どちらのコースも教科を学ぶ力を身につけることに併せて、
課外活動や行事なども含めて人間力を高め、判断力・行動力を養い、
自らの個性を生かしつつ社会の中でその力を発揮するすべを学んでいきます。
主体的に学ぶ意欲のある人の入学を待っています。

1年次:基礎力養成期

1年次は、高校必修科目を履修しながら、教科・科目ごとの学習のスタイルを身につけていきます。年間5回の模擬試験を受け、学力の伸長、弱点とその対策を確認しながら学力の基盤を固めます。

2年次:応用力養成期

1年次の基礎基本をもとに、自ら課題を設定できる学習段階に進みます。単なる受験対策にとどまらず、思考力を高め、どのような方式でも解答を出せるように、幅広く深い意味での学力を養います。

3年次:実践力養成期

目標とする進路を意識しながら、受験対策を進めるとともにモチベーションを確立させていきます。入試を乗り切るだけでなくその後の学問に結びつく学習分野に進んでいきます。


ICT教育

学校教育のあらゆる場面で活用

生徒一人ひとりがiPadを持ち、授業支援アプリを活用した学びを展開しています。アプリによる資料配布や課題回収でペーパーレス化し、学校でも自宅でも学習できる環境が整っています。生徒の発言や解答を共有することで“学び合い” がスムーズになり、考える力を養えます。
また、協働作業で作りあげたプレゼンテーション資料をもとに発表力を高めることもできます。さらに、英語の教科書に連動したアプリでは、スピーキング(話すこと)の評価を確認することもでき、英語4技能の全てを学ぶことができます。その他、iPadを利用して総合的な探究の学習を深めたり、進路探究、修学旅行などの学校行事の学び、学習の振り返りなどもできるため、ポートフォリオの作成にも役立っています。

日本史の授業では文献や絵画、歴史背景等の情報を幅広く吸収できます。

各教室にプロジェクターを設置しており、視覚的効果のある解説をすることが可能です。

英語の文章読解に使用したり、英文の読みや聞き取りの練習をしたりすることができます。


総合的な探究の時間

「一歩力」を育てる、東洋高校の「探究の時間」

世界がグローバル化した現代、どこに住んでいようと、私たちは地球規模で起こる様々な問題に「他人事」ではいられなくなっています。SDGsの諸項目にみられるような大きな問題を筆頭に、目の前の問題にどう向き合っていくのか、今後ますます各自が考え、行動しなければならない世の中になります。
そのような世界・社会の中を生き抜くために必要なのは、「答えを丸暗記する力」ではありません。知識量や記憶力では、人間はコンピューターには敵いません。自身のもつ知識をどのように活用するかといった発想力、その発想を具現化するための行動力、また、その行動を広め、他者と共有するための発信力などが大切になります。
想像を超えてゆく社会の変化を恐れるのではなく、変化の波に乗って楽しめる人こそが、今後の社会で輝ける人になります。

東洋高校では、これまで経験したことのないこと、機会がなかったら挑戦しなかったであろうことに次々と飛び込んでもらうこと(「一歩力」を育てること)を一貫して実施していきます。その繰り返しの中で、論理的思考力やプロジェクトをマネジメントする力、プレゼンテーション能力や資料を作る力を身に付けていきます。認定NPO法人very50の協力のもと、一歩踏み出すことを躊躇している生徒に、「踏み出せば、必ず発見がある」ということを実感させ、「社会でしなやかに活動できる人」としてそれぞれが自信をもって社会へ飛び出せるよう、高校生活をプロデュースしていきます。


2024年度の「総合的な探究の時間」

●1年生
個人ベースの挑戦である「大学訪問ミッション」や「ぷち夢」といったプロジェクトを通して、資料作成技術を学び、論理的思考力とアイデア発想力とを鍛えます。

●2年生
グループベースでビジネスモデルを生み出すことに挑戦します。チームメンバーとの合意形成や議論などの経験を通して、全体を動かすマネジメント能力を身につけます。

●3年生
自らの興味・関心のある学問分野が社会問題の解決にどのように関わるのかということを考えながら、大学卒業後の生き方につながる受験学部・学科の選択を模索します。