ブルーインパルスに想いを乗せて
快晴の7月23日(金)。
全国高等学校ダンスドリル選手権大会をあと8日に控えたAチーム、8月14日にUSA主催の学生選手権大会を控えたBチームと1年生チームは東京オリンピックの開会式の日も練習です。練習前にブルーインパルスが本校の上空を飛ぶとのことで、屋上から吹奏楽部の生徒と一緒に見ました。
ゴーーーーーという大きな音と主に、空に現れた5機の飛行機は綺麗な直線を描きました。全体は見えませんでしたが、五輪のマークの一部も見え、生徒たちからはその都度歓声が上がりました。全学年揃っての活動も残すところ、あとわずか。3年生は後輩たちに何が残せるか考えながら、そして1、2年生たちはそんな3年生の姿勢をしっかり目に焼き付けています。
今回Aチームが出場する全国大会は、出場選手のみの参加となるので、現地で応援していただくことは残念ながら出来ません。選手たちは大阪の舞台で踊れること、そして保護者の皆様をはじめ、これまで支えてくださった皆様への感謝を胸に頑張ってまいります!
最後にここまで部をまとめてきた18代目副部長の2人よりコメントを掲載いたします。
コロナ禍で私達の代は始まり、大会は今まで中止やビデオ審査が多く、最後の大会で全国大会を決めたい、そして、大阪の大きな舞台で踊りたいという思いがとても強くありました。
全国大会への切符を掴むための練習は、チーム全員で試行錯誤しながら必死の毎日でした。練習日数や時間も限られた中で焦りも大きかったです。全国行けなかったらどうしよう。みんな声には出さないけど、心のどこかにそんな不安が芽生えて諦めそうになった事もありました。それでも私たちが最後まで諦めずに駆け抜けられたのはコーチや先生方、Bチームや1年生の存在の大きさです。とくに後輩達は頑張れる源です! 素直で元気でかわいくて。お互い高め合いながら練習してきました。そんな大好きなtwinkleメンバーの想いものせて、強い気持ちで予選大会に臨みました。審査員の先生方に伝わる演技。みている人が引き込まれる演技。本番はあっという間に終わりました。演技後、それぞれ色々な想いであとは願うのみでした。そして全国大会を決めることができました!生きていた中で1番嬉しかったし
頑張ってきて良かった、と心から思いました。
このことは今後においても一生の自信になると確信しました。
副部長 加藤優奈
私たちはオリンピックの開会式当日も全国大会や夏の大会に向けて練習を行いました。
練習前、ブルーインパルスを見る為に東洋高校の屋上に集まり予定時刻を待ちました。機体の音が聞こえた瞬間、いっせいに青空を見上げ、「おおお!」という歓声と五輪マークに感動して涙を流している部員もいました。目的地点への到着時刻を秒単位で合わせるブルーインパルスは、私たちのソングリーダーと似ていて、少しのズレも許されず、何度も何度も練習を重ね、息の揃ったパフォーマンスをし私たちを圧倒させてくれました。
夏の大会が迫ってきた今、twinkleは最後の追い込みの時期です。
3年生は自分たちの目標達成と今までお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えられる演技をする為に、チームメイトを信じて、自分が完璧に踊りきれば絶対に大丈夫だと思って最後まで精一杯頑張ります!
副部長 白井菜々香