3月25日に、卒業する3年生を交えた練習を行いました。3年生にとっては緊急事態宣言が発令されてから約1年ぶり、そして高校生活最後の練習となりました。3年生の特徴は元気がよく、また15人全員の仲が良いことです。そして公式戦で勝利した経験を持つチームでもあります。基礎練習で感覚を取り戻すと、お互いを信頼したスムーズなパスキャッチを行う姿が見られました。１、２年生を交えた練習では、自らプレーを示しながら丁寧にアドバイスをしており、１、２年生にとっても大変勉強になったようです。練習の後半では１、２年生の合同チームとの練習試合を行いました。1年のブランクを経てもなお、連携のとれたプレーを披露しました。

　最後に引退のセレモニーを行いました。3年生が繰り返し伝えたのは、「辛いこともたくさんあるけれど、このメンバーで最後までラクロスができてよかった、続けて良かった」という言葉です。春の大会を前にして、この言葉は後輩一人一人の励みになったと確信しています。今年のスローガンは「ツナグ」でした。15人で勝利した3年生の思いや強さを、２年生4人が必死になって１年生に繋ごうと奮闘しています。4月には新入生を迎えるIVYにとって、心に残る一日となりました。

　3年生の皆さん、改めてご卒業おめでとうございます。IVYで培ったものが、今後の皆さんの人生で形を変え生かされることを願っています。