東京都1次予選決勝進出!!
2回戦は、都立八潮高校との一戦でした。
鉄壁な守備に阻まれ、前半は好機を演出することはできず、苦しい展開が続きました。均衡状態で迎えた後半16分、遂にその時が訪れました。No.10の川邉悠(3年生)がセンターサークル付近から絶妙なスルーパスを1年生エース小島一晟に送ります。裏に抜け出した小島一晟はGKと1対1になり、冷静にゴール左に流し込む貴重な先制ゴールを上げることに成功しました。このゴールは、今大会において東洋高校のファーストゴールとなり、チームの興奮度は最高潮を迎えました。その後も手に汗握る展開となりましたが、残りの14分間を見事に守り抜きました。
東洋高校としては、4年振りの東京都1次予選決勝進出となります。3年生の勇ましいコメントをさらなるエナジーに変えて、1日でも長く全員でプレーできる喜びを胸に1次予選決勝も頑張ります。
川邉 悠
「自分は高校2年生の後期から今まで部長を務めさせて貰いました。僕らの代は東洋高校サッカー部史上最も不真面目な代だったかもしれないです。度々、サッカー部や学校に迷惑をかけてしまったこともあります。これらは部長として自分の責任でもあります。しかし、素晴らしいことに汚名返上と言わんばかりの舞台を勝ち取ることができました。今大会は、僕ら3年生にとっての最後の公式戦です。現在2回勝利し、予選決勝まで登り詰めました。これは東洋高校サッカー部で4年ぶりの快挙です。また決勝で勝てば12年ぶりの予選優勝です。相手は都大会常連校の強豪ですが、今までの行いを結果で恩返ししたいと思ってます。全身全霊で挑むので応援お願いします!」
飯谷 純
「みんなの支えがあったから、サッカー部はここまで来れたと思います。東京実業は本当に強い相手だけど、自分たちが練習でやってきたことを生かして、最後まで自分の力を最大限出して戦っていきたいです。」
森本 実咲
「新型コロナウイルスの影響でインターハイがなくなり、皆の試合を見ずに引退しちゃうのかって思っていた矢先、選手権開催の吉報を聞き、すごく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。マネージャー1人で大変なこともあったけど、部員の皆がいつも私をいっぱい支えてくれました。特に3年生の皆は本当に私の心の支えだし、元気の源です。皆からもらったパワーの何倍ものパワーを皆にあげれるように、笑顔と元気いっぱいで最後まで頑張ります! そして、どんな結果になっても、皆が悔いないと思える試合にできるように全力で応援とサポートをします!」
三浦 怜
「自分はサッカーを15年間してきて、たくさんの思い出が作れました。高校3年生になって最後の大会であり、良い節目になると自分の中では思っています。高校でのサッカーを少しでも伸ばすために、次の試合は本気で勝ちに行きたいです。でも、次の相手はそんな優しいものでは無いと自覚しています。苦しい戦いを強いられると思いますが、思う存分頑張りたいと思います。」
渡辺 泰史
「予選決勝に向けて、3年間目標にし続けてきた都大会出場まであと1勝となった。東京実業戦では、チームに貢献できるプレーをして戦いたい。次戦は1、2回戦よりも厳しい戦いになると思うが、何より3年は最後の大会なのでチームメイトとの残り少ない練習も大切にして、悔いが残らないように大会に臨みたい。」
渡部 雄斗
「自分は2年生から入部し途中からの活動で、他の部員たちよりは短い期間でありますが、部活動に専念してきました。小学校の時にやっていたものの、中学生では違う部活に所属していたので、他の部員たちと差がとてもありました。その差を埋めようと練習に真面目に取り組んでいきました。しかし、新1年生が入ったことにより戦力が増え、今まで以上に強いチームになったけれど、ポジション争いが激しくなるという心配がありました。最初の試合は自分がスタメンで出場しましたが、2試合目は後輩にポジションを取られてしまいました。次の予選決勝では、練習で苦手なことをなくしてアピールし、試合に出て勝ちたいです。もし後輩に取られたとしても全力で応援し、チームを鼓舞していきたいです。東京実業はとても強いチームですが、諦めずに立ち向かって勝利を掴みたいです。」
さいごに
高校サッカードットコムさんとL sportsさんのご好意で、試合の内容を記事にしていただきました。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
https://koko-soccer.com/report/2050/1522-202009204
※時間、場所等は、無観客試合かつ非公開となっているため記載しておりません。