歓喜の勝利

[女子ラクロス部]

 試合終了のホイッスルと共に歓喜の瞬間が訪れました。

 

 9月1日、大妻多摩中学高等学校にてAutumn Cup 2019の初戦が行われました。新体制となって初の公式戦であり、選手は期待と不安でいっぱいな様子でした。

 新体制は「IVY魂~君に届け~」をテーマに、練習からパス、シュート、声、そして気持ちを届けられるようなプレーを心掛けてきました。夏期休暇期間も例年より多くの、外部・合同練習、練習試合を組み、チーム一丸となって“勝利”を有言実行できるように努力してきました。

 その結果、見事初戦を勝ち取ることができました。IVY(東洋高校女子ラクロス部のチーム名)では、公式戦5年振りの勝利となり、5年間の想いを背負ってプレーした選手、応援に来てくださった保護者・OGの方々、皆で勝利という同じ画を描けたからこその勝利だと感じております。また、接戦を制することができたことも大きな強みとなり、自信を得ることができました。

 今週末にも試合を控えています。良い準備をして、さらに成長していけるように努力していきます。

 

IVY(東洋高等学校) ○ 7 - 5 ● POLISH(昭和秀英中学校・高等学校)

 

飯野 瀬里

 新体制になってから、初めての大会であるオータムカップで、初戦突破をすることができました。今年の夏休みは、たくさんの方のおかげで、昨年よりも多く練習試合や合同練習をすることができました。活動日が増え、正直辛いと思うこともありましたが、公式戦で勝てたことで、今までの練習が無駄では無かったと感じることが出来たし、自分たちのプレーへの自信にも繋がりました。

 試合前のアップでは、全員が声を出して士気を上げ、試合中ではコート内はもちろん、コート外からの応援や指示の声がたくさんあって、活気がある中で試合をすることができました。次の試合でも、声もパスも相手にしっかり届くよう、気持ちを1つにして頑張りたいです。

 

 

江川 凪沙

 9月1日に秋の大会、Autumn Cupが始まりました。

 私達は1戦目昭和秀英中高と対戦しました。結果は、7-5で新チームになって初の公式戦で初勝利することができ、すごくいいスタートを切ることが出来ました。

 試合前の軽いアップでは、練習でやってきたことが上手くいかず、試合に勝つことが出来るのかすごく不安でした。1戦目から良い結果を出したいという気持ちが全員あり、今日の試合に向けて夏休みも練習に取り組んできました。試合が始まってからすぐは、緊張からかあまり果敢にボールに向かっていくことは出来なかったけど、IVYが1点先制することができ、そこから自分たちらしい楽しい試合をすることが出来ました。私も、公式戦で初シュートを決めることができ、とても嬉しかったです。マネージャーの子も泣いて喜んでくれて、ラクロスをやっていてよかったと思うことが出来ました。

 残り2試合の相手も、2校とも強いチームだけど、どちらも自分たちらしく楽しく試合をすることが出来たら良いなと思います。残りの練習もしっかりこなし、良い準備が出来たら良いなと思います。

 

 

後藤 由季恵

 ラクロス部に入って、約1年ちょっと仲間と一緒に練習してきた。そして、先輩も引退して私たちの代になって、初めての公式戦が9月1日に行われた。私たちが今まで出た公式戦では、良い結果を残すことができず、毎回悔しい思いをたくさんしてきた。その分、今年の夏は、合宿を始め部活の練習に沢山の時間をかけてきたので、みんなの勝ちたいという気持ちがとても強く感じた。この大会での個人の目標は、丁寧にパスする事だった。でも今回は、普段のMF(ミッドフィルダー)のポジションは1回もなく、ずっとトップをやっていたのでパスを出すより受け取る事の方が多く、目標を達成できたとははっきり言えないけど、2回ゴールにつながるパスを出すことができた。自分のパスが得点に繋がったことは、とても嬉しくこれからの自信に変えていきたいと思う。試合の後半になって、敵にいつ抜かされてもおかしくないようなギリギリの状態の時、頭の中にチームの目標が出てきた。最後はそれに背中を押され、粘り強く相手についていった。そして7対5で勝利することができた。自分の代で勝ち取った初めての勝利に、ホイッスルが鳴った瞬間嬉しさがとまらなかった。実感が湧かなかったが、保護者に挨拶をしにいった時、生まれて初めて嬉し涙が流れた。