写真部は５月２６日（日）に鎌倉へ行きました。三年生にとっては最後の校外撮影、そして一年生にとっては最初の校外撮影となりました。当日は初夏のような陽気で、生徒は汗をぬぐいながら渾身の一枚を撮っていました。

今回、写真を選定するにあたって嬉しく思ったことがあります。それは、いわゆる鎌倉「らしい」写真が一枚も私の手元に来なかったということです。鶴岡八幡宮、小町通り、参詣する人々等、題材に事欠かない鎌倉で、生徒たちが選んだ被写体はどれも鎌倉とは直接結びつかないようなものばかりでした。それでも、生徒たちにとってはこれが「鎌倉」なのでしょう。「素材に頼ることなく撮りたい一瞬を撮る」そんな心意気を感じました。