吹奏楽部東洋祭公演「Brand New World~心の花が開く瞬間(とき)~」
10月20日(土)、21日(日)に行われた東洋祭において、吹奏楽部は創部以来初のミュージカルに挑戦しました。
5月初旬にテーマを「ミュージカル」と決め、オリジナルの脚本を作ることになったものの、一から構成を考え、ストーリーを作るのは大変難しく、それに加えてドラマチックな音楽を作るには、多くの時間を要しました。
しかし、今年度の吹奏楽部のスローガンは『開花』。『開花』には、これまでの先輩方が築いてきた伝統を大切にしながらも、自分たちの夢の道を歩み続け、自分たちらしい花を咲かせ、新時代の幕を開けるという意味が込められています。これまでの吹奏楽部とは一味違った開花の代にしかできないパフォーマンスを届けるために、こだわりを持って準備をしてきました。
当日は2日間合わせて、617名のお客様にご来場いただくことができました。2日間の公演どちらとも全力のパフォーマンスをすることが私たちのモットーですが、初日の公演後にはお客様からいただいた多くのアドバイスをもとに反省を行い、2日目の本番ではさらに喜んでいただけるものを披露できたと思っています。当日、足を運んでくださった皆様、ご意見・ご感想をくださった皆様、本当にありがとうございました。
~お客様からの声~
・あっという間に感じる素晴らしい演奏でした。フィナーレは特に情熱と楽しさを感じました。中学生の保護者としてこんな素敵な部活で活動できたら充実した学校生活が送れるのではと思いました。
・歌も上手でした。音楽をやっていると、演奏でも歌でもすごく感情が込められるんだと思いました。
・学校説明会での演奏を聴いて、ぜひもう一度聴きたいと思って今日来ました。ミュージカルということで、ただ演奏を聴くよりも楽しめました。
・想像以上に完成されていて、感動しました。グレーラが歌う「夢破れて」で泣きました!
「Brand New World~心の花が開く瞬間(とき)~」
~あらすじ~
歌手になるという夢を持つが、自分に自信が無い少女(天音)とスター歌手でありながら自分にコンプレックスを抱いている少年(東城 響)。
そんな自己肯定感の低い2人の前に、ピーターが現れ、夢と希望に溢れた魔法の世界“アキーランド”に2人を連れて行く。そこには2人のように、夢を追っているキラキラとした仲間たちがいた。その仲間たちと出会い、天音と響は少しずつ勇気をもらっていく。
しかし、そこにそれを唯一面白く思わない住人、グレーラが現れる。グレーラには夢を叶えられなかった過去があり、夢を持った人を嫌っていた。夢を見ている邪魔者を連れてきたピーターに対するグレーラの怒りは最高潮に!! そしてピーターを攻撃してしまう。
ピーターを助けるため、グレーラを救うために天音と響は、勇気を振り絞り、ある行動に出るのだった・・・・・・。
吹奏楽部の「Brand New World~心の花が開く瞬間~」は、今年度の東洋祭(クラブ・委員会部門)において最優秀企画賞を受賞しました! 目指していた賞を掴むことができた経験は、開花の代にとって初めてのことです。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
現在は、12月に行う校内ウィンターコンサート、そして1月に行われる東京吹奏楽コンクール新人戦に向けて練習に励んでいます。今後とも応援よろしくお願いいたします!