2025年3月10日 伊豆ヶ岳を超える道
今年度最後の日帰り活動でした。
今回は、部員9名と顧問及び登山ガイドのAさん、計11人で埼玉県にある正丸駅から伊豆ヶ岳を経由して隣駅の西吾野駅を目指しました。
20分ほど舗装された道を登った後、本格的な山道に入ります。実は山道の方が地面が柔らかく足裏への痛みは少ないです。少し肌寒い日でしたが、歩きだすと心地よい涼しさでテンポよく、なんなら予定より早いスピードで歩みを進めることができました。大蔵山、小高山、五輪山と少しの寄り道も挟みながら殆ど休憩することなく踏破していき、併せて2時間強程登ったところで伊豆ヶ岳に到着しました。ここで昼ごはんの為に30分休憩を取ります。
休憩中は寒いので、カップラーメンを作って暖まろうと思っていたのですが、一抹の不安がありました。それはカップラーメンを持って来ることを忘れているのではないかということです。その予感は見事的中してしまいました。幸い、菓子パンはあったのでそれを食べて休憩しました。凍える程寒い日でなくてよかったです。もう忘れ物はしない。自分を戒めた後、今度は休憩を挟みながら、古御山やイモグナの頭、天目指峠などを経て4時間ほどかけて、子の権現に到着しました。
この道中は進みにくい下り坂も多く、疲れた足にはとても苦痛でした。子の権現にはとても大きい草鞋がありました。近くの展望台からは天気が良ければスカイツリー等が見えるらしいのですが、曇天で見えませんでした。子の権現の天龍寺で登山の成功を祈願し、トイレを済まし、ラストスパート突入です。
後は下山するだけですが、これがとても大変でした。滑らないようにヘソの下に力を込めながら丁寧に西吾野駅を目指しました。1時間ほどかけて下山し、およそ7時間半に渡る登山が終わりました。山の下にあるカフェで、顧問から揚げたてのカレーパンを買って頂きました。とても美味しく、僕含め部員全員すぐに食べてしまいました。
(記載者 R.H. 新2年)