女子バスケットボール部 マネージャーレポート④
5月下旬から総体予選が行われました。3年生にとっては引退がかかった戦いでした。
1回戦目は目黒日本大学高校。両校とも緊張していたためか2分経過しても得点が入らない状態でした。メンバー交代で入ってきた2年生に助けられ最初に東洋が得点を決めることができました。1クォーターは14対3で点差をつけ、無事初戦突破することができました!
2回戦目は都立豊島高校。2回戦目でシード校と当たるのはすごく不安でした。でも会場に着いた時いつもとは違う空気感を感じ、選手全員が集中していました。そして始まった2回戦。1クォーターは13対19で負けていました。その後、調子が上がってきて2クォーター終了した時には2点差。3クォーターでシューターの3年生が4本のスリーポイントシュートを決め逆転し、勝つことができました。終了のブザーが鳴った後、緊張が解けて涙をする人もいました。
3回戦目は都立狛江高校。私たちにとって節目となるのが3回戦。去年の6月ごろに代が変わり、3回戦を突破してシード権を獲得するという目標を掲げました。この目標は先輩方の意思を受け継いで決めたものでもあります。11月の新人戦、4月の関東予選では悔しい思いをして迎えたこの総体予選。序盤から東洋の流れを作り、流れを切らさないまま勝ち切ることができました。この試合ではベンチメンバー16人全員出ることができて、「みんなで」勝つことができました!!
4回戦目は都立小平南高校。相手はシード校でしたが同じ高校生に変わりはないという先生の言葉を信じ、必死に食らいつきます。1.2クォーター終わった時点で点差は7点。3クォーターの残り3分から徐々に波に乗り始めて3点差。4クォーター始まった途端相手がボールに食らいついてきてシュートを決められてしまいます。点差が大きく広がってしまい東洋も負けじとシュートを決めましたが、4点差で負けてしまいました。
3年生のみんなお疲れ様でした。
メンバーが誕生日の時にお菓子を持ってくる優しいところ、クリスマスパーティーでは全力で楽しんで笑うところ、合宿ではしんどくなりながらも汗を流して取り組むところ、コートに入る時は絶対に力強く挨拶しているところ、大会では声を出し続けあきらめないところ。家族かなって思うぐらい一緒に過ごしてきたチームのみんなにはたくさんの感謝しかないです。コロナ禍で部活動が制限された時もあったけれど、夏合宿、春合宿、練習試合などを通してみんなが毎日成長する姿を見守ることができてすごく嬉しかったです。長期休みには何日連続部活!? ってみんなが言っていたぐらい部活三昧だったけれど、この辛さがあったから今のチームが出来上がったのかなって思うとすごく幸せです。そして毎日のメニューを試行錯誤しながら考え、チームをまとめて、人一倍声を出して、様々なことをこなしてきたかっこいい幹部がいたからこそ、最後に目標を達成することができたと思います。
毎大会応援に来てくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。また、卒業しても部活に来てくれたり、大会の応援に来てくれた優しい先輩方は私たちにとって最高の先輩方です。
私たちを支えてくださった顧問の西岡先生、寺崎先生をはじめ、女バスを応援してくださった先生方にも感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました!
【大会結果】
○ 東洋高校 55-37 目黒日大 ●
○ 東洋高校 62-48 都豊島 ●
○ 東洋高校 63-35 都狛江 ●
● 東洋高校 52-56 都小平南 ○