東洋高等学校は東京都千代田区に位置する男女共学の私立高等学校です。

東洋高等学校

TOYOism

教職員紹介

国語科Japanese

1学年では古典の初歩から学びます。古典の内容は時を経て現代にも通じるものがあることに、ぜひ気付いてほしいです。現代文は主に2学年からと、学年を追うごとに古今東西のより多くの文章を読み、大学入試も意識しつつ演習形式の授業を行います。生徒の誰もが、自分の考えを文章で表現できるようになってもらいたい、その一念で授業をしています。

国語科
河村 公康 先生

外国語科English

英文法は英語を学ぶうえで、必要不可欠なものですが、まずは間違いをおそれずに英語を発することを心がけてください。知識だけでは、“宝の持ちぐされ”になってしまいます。何度も何度も音読することで、“英語の音”が体に染み付いてきます。生徒のみなさんが、コミュニケーションのツールとして使えるような英語をともに学んでいきましょう。

外国語科
田村 菜々 先生

数学科Mathematics

生徒のみなさんと授業を通して、“数学”を楽しんでいきたいと思います。中学校で習った範囲を基礎として、より高度な問題に挑んでいきます。授業内容はムダがなく、わかりやすさを重視しています。生徒をたくさん指名し、理解を確認しつつ、よい緊張感のなか進めていきます。数学は繰り返しやることが大切です。せひ数学の楽しさに目覚めてください。

数学科
古木 政也 先生

地歴公民科Social Studies

2016年夏から、18歳の高校生にも選挙権が付与されるようになりました。これからの高校生は、社会に生きる公民としての意識をより一層高めなければなりません。我々教員は、様々な資料を用いながら社会をより身近に感じられるような授業を展開していきます。東洋高校には、エネルギーがあふれる教員が多くいます。みなさんと一緒に、社会に対する理解を深めていきたいです。

地歴公民科
大村 隆介 先生

理科Science

物理や理科というと、難しいというイメージを持つ人も多いでしょうが、授業では、身近な例をあげることで、生徒が納得できるように解説しています。東洋高校での理科の授業はもちろん、高校生活を通して目の前の物事から自ら課題を見つけ、その本質を見極める力を身に付けてください。そして、未来に向けて行動できる人になってください。

理科
渡邉 芳雄 先生

保健体育科Physical Education

体育の授業では、東洋高校の校訓でもある“自律・共生”を学んでほしいと考えています。自分を律するとともに、友人とともに助け合うからこそ体育は楽しいのです。スポーツは得意、不得意があります。それでも、友人などの他者とわかりあうことができる体育の授業はかけがえのないものです。生徒一人一人にとって素晴しい時間になるよう進めていきます。

保健体育科
岡本 悠 先生

TOYO TEACHER×3座談会

東洋高校の生徒たちは、勉強にも部活動にも真摯に取り組む姿が印象的です。
そんな生徒たちを導く先生方の胸に秘めた“ 東洋スピリッツ” とは? じっくりと語り合いました。

TOYO TEACHER×3座談会

東洋高校らしさとは? 学びの根幹をひもとく

生徒を導く言葉の力

学校長:本日は2学年担当の先生方といろいろと話したいと思います。どうか、ざっくばらんにお願いします。そもそも、先生方はなぜ教員になろうと思われたのでしょうか。

木村先生:僕は中学生のときに、将来が不安で……。
丁度反抗期も重なって、これからどうしていこうかってひどく悩んでいたときに、当時の担任の先生が「木村なら大丈夫だよ、ちゃんと見ているから安心して勉強して、挑戦しなさい」って言ってくださったんです。で、すごく安心したんですね。

学校長:教師が投げてくれる言葉の力って強いですよね。

木村先生:おっしゃるとおりで、その先生の声かけがきっかけとなり、それからは安心して勉強に励むこともできましたし、部活に打ち込むこともできるようになりました。それをきっかけに、自分もその先生のように、困っている生徒や今悩んでいる生徒に手を差し伸べられるような存在になりたいと思いはじめました。

学校長:岸先生はどうでしたか?

岸先生:あの、木村先生ほどしっかりしていないんですけど(笑)、きっかけは2つです。1つは部活動での経験ともう1つは国語の先生との出会いです。

木村先生:岸先生は高校時代、確かバスケットを?

岸先生:そうなんです。高校時代に女子バスケット部の副部長を務めることになり、そのときに後輩が自分のことをすごく頼ってくれました。練習メニューを考えたり、後輩に指導したりすることが楽しくて、そこから人のサポートをするような仕事につきたいなという気持ちにだんだんなっていきました。もう一つは、高校生のときに古典担当の先生に出会ったことで、勉強の面白さに目覚めました。元々、本を読むことは好きだったのですが、中学のときの古典の授業はよくわからなかったんです。でも、高校2年のときにその先生と出会ってからは、だんだんわかるようになってきて、古典を勉強するのが楽しくなりました。特に「平家物語」が好きでしたね。いつの頃からか、この先生みたいな先生になって古典の面白さを生徒に教えたいと思うようになっていました。

“学ぶ”って面白い

学校長:担当教科を好きになったのが、教師を目指したきっかけというのは私と似ていますね。私の話もしていいですか?

全員:ぜひ、お願いします!

学校長:大学では日本文学科に学んだのですが、そこでいろいろな文学について体系的に学びました。もちろん、高校時代から一人で本を読むのも好きでしたが、文学を体系的に学んでみるとすごく面白い。たとえば入学してすぐに「文学は学問としては可能か?」なんていう課題を、その大学の看板教授から出されて、“言葉”というものの定義付けに取り組みましたね。ゼミやサークル活動を通じて、どんどん文学の面白さに目覚め、引き込まれていきました。そのうちに文学の面白さを、若い人に伝えたいという気持ちが自分の中にどんどん出てきました。ゼミなどで、後輩に伝えていくと、ひとりで読むよりは 2倍、3倍というより、2乗、3乗で世界が広がっていくんですよ。後輩にもすごく面白い発想をする子がいましたし。文学・言葉の面白さを自分よりもっとはるかに若い人にも伝えたいなというのが、教員になった動機ですね。そして、本校に来まして以来 30年ほどが経ちました。面白さを伝えきれたかは、自信がないのですが……。そういえば、私は赤羽先生の次の学年から本校で教えているんですよ。赤羽先生が教員を目指されたのは、高校時代からですか?

赤羽先生:中学時代の恩師との出会いが、教師を目指すきっかけとなりました。中学1年のときに、バレーボール部に入ってはいたのですが、練習には、それほど熱心な生徒ではありませんでした。ところが、中学2年になったときに自分の恩師となる先生がバレー部の顧問として赴任してきました。

学校長:その先生というのはバレーボールの指導では有名な方ですよね?

赤羽先生:そうです。オリンピック選手などをいっぱい育てた、指導者でした。その先生が指導されるようになってから、部活動の練習内容が非常にハードになりました。私はもともとそれほどバレーボールが好きというわけではありませんでした。バレーボール部に入部したのも、友人に誘われたからです。ハードな練習に何度か参加したのですが、体力的にもとても続かないと思い、退部を決意しました。そこで、その先生に「やめます」と退部の意志を伝えたのです。するとその先生から「赤羽なら、この練習のつらさを乗り切れると思うけどな。おまえのサーブ、すごいじゃないか」って言われました。それを聞いて、驚いた反面、私は非常に嬉しかったですね。練習にあまり出てもいない自分のことを、こんなにもちゃんと見てくださっていたんだなって。先ほど木村先生も言われたように、“この先生は自分のことをちゃんと見てくれている、そうして信じてくれている” と、非常に誇らしい気持ちになりました。

木村先生:おっしゃるように、生徒は自分が教師から信頼されているとわかると、それが自信になるのですね。教師が生徒一人一人をよく見て、信頼することは大切なことだと思います。生徒に声かけをすると、表情が一瞬で明るくなることもあります。

赤羽先生:そうですね。それからは、きつい練習にも毎日出るようになり、がんばることの楽しさに目覚め、どんどんバレーに引き込まれていきました。バレーもそうですが、その先生のことがどんどん好きになっていきました。先生には、ものすごく叱られました。でも、バレーボールができなくて叱られたことはあまりありませんでした。練習マナーが悪いとか、失敗したチームメイトに対して思いやる態度がとれていなかったとか、そういうことに対してはひどく叱られ、意見されました。

人間教育としての部活動

学校長:それこそが、部活動の指導における課題だと思います。安全を第一に、チームとして強くなることは大事ですが、部活動というものが人間的な成長をうながすいい機会であることを、先生方にはぜひ心がけてほしいですね。文化部もそうですが運動部などでは、まずは一人一人の技術を上げるのが目標です。体力をつけ、技術をつけ、対外的に試合に勝つ目的を持って、実現していきます。それだけでなく、授業では身につけられない教えがたくさんあります。チームワークはもちろん、クラブ活動をするなかで、自分のキャラクターを生かせるのはどういう場面なのか、臨機応変さを身につけることは、社会に出てからも役に立つと思います。赤羽先生もその恩師との出会いで、部活動を通してのご自分の役割に気付かれたのではないですか?

赤羽先生:おっしゃるとおりです。その先生が、生徒である自分に本気で接してくださったということで、バレーボール部内での責任感も芽生えました。一生徒である自分のことを真剣に考え、激励してくださることが、とにかくありがたかったです。その先生と言葉を交わすうちに、反抗期特有の心のねじれのようなものが、ほぐれていきました。

学校長:先生の思いが、届いたのですね。

赤羽先生:だんだんとですが、自分の心が素直になっていきました。バレーボール部の顧問の先生だけでなく、これまで、あまり打ち解けることができなかった担任の先生やほかの先生にも元気よく挨拶できるようになっていきましたし、バレーボール部を通じて一生ものの友人にも出会いました。どんどんバレーに熱中して、自分もいつか、生徒をこうやって導いていくような先生になりたいなって思いました。自分の人生に目標ができたのです。そうして、中学卒業後は東洋高校に進学し、バレーを続け、教師への道を歩んでいきました。

学校長:その先生とは今でも?

赤羽先生:いいえ。残念ながら、もう亡くなられてしまったのですが……。今でも、職員室の自分の机に、その先生の似顔絵を貼っています。毎朝、その似顔絵に向かって「おはようございます、がんばります」と心の中で呼びかけています。つらいことがあると、「いやあ、きついですよ」と弱音を吐くこともあります。今思い出しても、先生は一切妥協されず、生徒に本気で接してくださいました。だからこそ、生徒からも信頼されたのだと思います。

学校長:赤羽先生は恩師から学ばれたことを、今度は東洋高校の生徒たちに伝え、教えているのですね。

赤羽先生:はい。私と恩師の出会いについては、生徒達にいつも話しています。この世に、意味のない出会いなんてないから、一つ一つの出会いを大切にしてほしいと願っています。そのためにも、「君達はちゃんと目で見て、耳で聞いて、心で感じてほしい」といつも言いますね。人との出会いで、運命は確実に変わると思います。どこかに、出会いのチャンスがきっとある、それを見逃さないようにしてほしいです。

明るさと素直さで羽ばたく

学校長:先生方が感じる東洋高校らしさってなんでしょう?

赤羽先生:とってもいい子たちが多いです。うちの生徒はどこに出しても恥ずかしくないと自信を持っていますので、ぜひ生徒を見てもらいたいです。生徒だけでなく、素晴らしい先生方もそろっています。私は学年主任なのですが、どこの学年もどこの先生もちゃんと生徒を指導し、悩みを聞いたり、面倒を見たりというのを、熱心すぎるくらいみんなやりますね。どの先生も生徒のために一生懸命尽くす、というのが東洋高校のウリです。熱意をもって最後まで面倒を見るのが教育方針です。ただ、生徒たちに“積極性”がちょっと足りない気もします。もっともっと熱くなることを見つけて、熱い血潮を燃やしてほしいとも思うのですが……。

学校長:そうですね、積極性はもっとあったほうがいいですね。確かに他人の話はよく聞いてくれて、それはそれですごくよいところだと思うんですが、自分から進んでなにかやろうかという生徒は、いることはいるんだけど全体から見ると少数派のような気がしますね。きつい言い方をすると“受け身”かな? 誰かに言ってもらうのを、待っているような気がします。勉強でもクラブでも課外活動でも、自分がこういうことしてみたい、ああいうことをしてみたいという積極性が増えてくるのを待っています。

赤羽先生:どの生徒も熱いものを持ってはいるんですよ、持ってはいるんだけどそこをうまく表現できない子が多いような。そこが今後の課題でしょうか。

学校長:岸先生はいかがでしょうか?

岸先生:私は女子高育ちで、男子の目がなく、言いたい放題ですごく騒がしい高校生活でした。東洋高校は男女共学でもありますし、学力を持った子が集まっていると思うので、ちゃんとモラルというのはわかっていて、おとなしい印象です。優しい生徒が多いので、“ ジコチュー ” な発言はしないですよね。でも少人数のグループでは、積極的な一面も見せてくれます。

学校長:そういうところはありますよね。

岸先生:たとえば、女子バスケットボール部の顧問をしているのですが、生徒から「こういった練習してみたい」という希望を言ってきたり、生徒会執行部の顧問もやっているのですが、学校生活をよくするためにはどうすればいいのかについて、生徒会がアンケートを作り、提案内容などを自主的にまとめてきたりします。そういう各自の熱心さを、もっと引き出せていければいいなと思います。

学校長:木村先生は東洋高校らしさとはどうとらえてますか?

木村先生:東洋高校のよさは、生徒が主体で楽しめる行事が多いので、自分がなにかしようと思ってここに通っていれば、そこで自分自身を変えることもできることです。東洋高校の3年間で、視野が広がって多くの可能性をつかめると思うんですよ。私はワンダーフォーゲル部と演劇同好会の顧問をしているのですが、ワンダーフォーゲル部では夏の合宿先の場所の選定から準備、演劇同好会ではオリジナル脚本の作成から本番の舞台設営まで、ほとんどを生徒たちが自主的に行っています。自分としては、最低限の口出しでじっとこらえています(笑)。押さえつけるのではなく自主性をなるだけ伸ばしていこうという“東洋スピリッツ”が、生徒のみならず教師をも大きく包んでくれているのを感じます。

学校長:そうですね、東洋高校らしさを端的に表現すると“明るさと素直さ”だと思いますね。記憶に残っているのは、この校舎が建ったときですから15年くらい前のことです。私が退勤しようとしたときに、サッカー部の外ランニングから帰ってきた生徒が、「さようなら」と言ってくれたんですね。教科担任をしていた生徒だったと覚えていますが、その子の挨拶が、非常に印象に残っていますよね。いい挨拶だったなあ、ほかの子たちもこんなふうに元気に挨拶できるようになればいいなって思いましたね。嬉しいことに、15年経った今ではもっと元気に挨拶する生徒が増えたのを感じますね。

勉強した時間は裏切らない

学校長:では、駆け足になりますが、最後に高校受験生に向けておひとりずつエールをお願いします。

木村先生:受験生のみなさんは、その結果がもちろん気になるでしょうが、勉強した時間は絶対に消えないものだと考えてください。勉強していれば、きっとその先になにかがあると思います。だから今は、受験の合否は気にしすぎないで、ひたすら邁進してください。勉強した時間は決して裏切らないですから。僕は英語を担当しているのですが、受験のためだけではなく、英語というのが将来自分の活躍できる場所を広げるためのツールだということも意識して、学んでほしいですね。

岸先生:「人事を尽くして天命を待つ」が、私の好きな言葉です。がんばっても努力が報われないこともあるでしょう。運も必要かもしれません。でも、“努力”の土台がないと、運を生かせないです。まずは、今やるべきことをがんばる。そうすることで、運を離さない、ここ一番の勝負強さもついてくると思います。

赤羽先生:受験生は、まず意欲を持つこと。意欲なくして、人は動かないと思います。意欲があることで、集中力も出てきますし。「いやだなあ」と思っていたら、集中なんて絶対にできないから、どこの高校に行きたいっていう意欲を持って、集中力を上げていってほしいですね。

学校長:私からは3つです。1つ目は、自分が何を求めて高校に入るのかをはっきりさせるということ。義務教育でもない高校になにをしに行くのかをはっきりさせないことには、志望校を選ぶことなんてできないですから。2つ目は、必ず志望校に足を運ぶこと。ホームページや学校案内にはいいことだけしか書いてないだろうし、親御さんや先生が薦める学校が必ずしも君に合っているとは限らない。必ず君の目で確かめて志望校を決めるということ。3つ目は、言いたくないけど勉強の話。不得意科目はなんとかしてきてほしい。今は高校入学のことで頭がいっぱいだろうけど、不得意な教科を残したままにしておくと、3年後すごく苦労するから。エールというには、少し硬い話になりましたが、どうかがんばりぬいてくださいね。

赤羽先生:肩の力を抜くのも忘れずに。

全員:がんばってください!

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